【終了いたしました】【展示】楽しいまりとさげもん作品展
楽しいまりとさげもん作品展
展示期間:令和7年12月24日(水)~8年1月25日(日)
会場:ともてらす早良1階 展示スペース
***柳川さげもん***
柳川さげもんは柳川藩の奥女中が着物の残り布で、子供のおもちゃや琴爪入れを作ったのが始まり。そのうちそれらを下げて楽しむように、今日に至っています。
さげもんは一列に7個のまりや細工、それを下げ輪に7列結びつけ7×7=49ですが、子供の健やかな成長と人生50年と言われていた時代に、1年でも長生きしてもらいたいという親の願いから、下げ輪の中央に大きなまりを2個下げて51にして飾るようになりました。
下げる順序は上中段に飛ぶもの、山のもの、木になる(咲く)、中下段に水中のもの、動物、人形を基本とします。最下段は這人形で柳川まりになります。下げる小物にも一つ一つ願いがあります。
さらにこれらの細工は三角の金紙が貼り付けられます。 これはお金に例えられ生活に困らないようにとの金縁の意味が含まれています。
下げ輪の部分には赤糸との結び目に桜(八女の手すき和紙)をあしらいます。
これを1対で揃え、雛壇の左右に吊るし、これがさげもんの基本的な飾りつけになり、お付き合いの多い家庭では、御祝に戴いたさげもんが部屋いっぱいに飾りつけされます。 さげもんの中心を飾る大まりは、木目込みまりや七宝まり、摘み細工まりで製作されたものもありますが、柳川まりを使ったものが貴重とされています。
本来は草木染めの糸ですが近年はリリヤーン、現在では堅牢染めリリヤーンによる柳川まり製作が主流です。 縮緬細工は型紙を手にすれば独学で一通り作ることもできますが、柳川まりは最初は地玉を丸くすることすら大変ですが、しっかりと師事していく種類もある巻き方を習い、数多くのまりをこなした上で、中心に飾る立派な大まりを巻き上げることができます。
この技術の継承あってこそのさげもんだと思っています。
このさげもんの一般的な普及にあたっては、柳川私立杉森高校(当時は杉森女芸学校 明治38年創立)初期より柳川まり・さげもん製作を裁縫実習として取り入れたことで、基礎的なものが広く多くの婦人に伝えられていきました。この時に、これまでまちまちだったさげもんがまとめられて、現代さげもんの基本型となりました。















